「格付け」は信用できるか?

もし、加入している保険会社が破綻したらどうなると思いますか?

 

過去日本で破綻した7社の処理例をみると、契約者に約束していた高い予想利率は、最悪1.0%まで引き下げられました。そして、破綻生保の営業再開後すぐに解約したら解約返戻金が20%も削減されたところもあります。ほかにも配当積立金や前もって払っておいた前納保険料も対象となり、契約者には大きな損害が…。

 

このような事態にならぬよう、保険会社選びは慎重に行いたいもの。契約者はどのようにして危ない保険会社を見分けることができるのでしょうか。その参考となるのが、「格付け」と「ソルベンシー・マージン比率」です。

 

 

「格付け」は信用できるのか?

保険会社の安全性を知るためのめやすとして「格付け」があります。これは、第三者機関である「格付け会社」が、独自の調査をもとにして、それぞれの保険会社の保険金支払い能力に関する財務内容を評価して発表したものです。

 

「格付け」を調査する会社と言えば、世界の金融マーケットで信頼度が高い「S&P(スタンダード&プアーズ)社とムーディーズ社がその代表でしょう。

 

最新の格付けは、専門雑誌や新聞、ネットなどでみることができあmす。生命保険会社の破綻を予測するものではないですが、「格付け」がどんどん格下げされている会社は注意した方がいいと断言できます。

 

ちなみに、日本にも格付け会社はありますが、生保や銀行が出資しているケースがほとんどなので信用し過ぎない方がいいです。なので、「格付け」を見るなら海外の会社のランクをみるべきです。

 

 

「ソルベンシー・マージン比率」はどうなのか?

「格付け」の他にも「ソルベンシー・マージン比率」も保険会社の健全性をみるための指標といわれています。

 

「ソルベンシー・マージン」とは、保険会社が運用している資産の変動や、保険金などの支払いリスクに対してどれだけの支払能力があるかを示す指標のこと。

 

たとえば、大災害など通常では予測できない事態が発生したとき、保険会社にどれだけの保険金支払能力があるのか、数値化したもので、決算のときに保険会社が公表します。一般的に安全のめやすは、200%といわれています。

 

しかし、これもある程度のめやすにはなりますが、あまり信用しない方がいいでしょう。というのも今まで日本で破綻した保険会社は、「ソルベンシー・マージン」比率200%をかなり超えていたからです。はっきりいえば、「ソルベンシー・マージン」で保険会社の健全性チェックはあまり参考にならないのです。

 

 

まとめると、これらのデータは絶対的なものではない。信用し過ぎてはいけない。ということを肝に銘じることです。
これらの基準をクリアしていても、過去に破綻した会社ということです。

 

「ソルベンシー・マージン比率」よりも「格付け」の方が契約者に役立つようですが、「格付け」をすべて信じて、その会社が安心と思ってはいけないのも事実です。ある程度のめやすと考えた方がいいということです。

 

 

では、どうしたら”保険会社の健全性”をはっきりと知るにはどうしたらいいのでしょうか?

 

『破綻しない保険会社の見分け方』で詳しくご説明したいと思います。

 

 

⇒「破綻しない保険会社の見分け方」へ

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