破綻しない保険会社の見分け方

『「格付け」は信用できるか?』の中でも説明いたしましたが、危ない保険会社を見分けるめやすとして「格付け」はあまり参考にならないでしょう。では、破綻しない保険会社をどのようにして見分けるには【責任準備金】と【責任準備組入額】の存在を無視はできないのです。

 

【責任準備金】と【責任準備組入額】を見るには

各保険会社の決算報告がでています。その中の【責任準備金】【責任準備金組入額】を探すと分るでしょう。

 

 

【責任準備金】とは

【責任準備金】とは、契約者に対して将来の保険金を支払うために積み立てておく準備金のこと。法律によって、この積み立ては義務付けられています。

 

この法律で義務付けらえれている積み立てをしっかりと出来ている会社なのか、出来てない会社なのかをみれば、その会社の経営状態の健全かどうかが分かります。

 

 

【責任準備組入率】とは

【責任準備金組入率】とは、保険会社の決算書の中の損益計算書の収入保険料に対する責任準備金組入額の割合から算出したものです。各年度の積み立て率が1ケタだったり、ゼロであった会社は安心できません。

 

特に、貯蓄性の高い(養老保険、終身保険、個人年金)を多く取り扱っている保険会社や「法人向けの商品率が高い会社」そして、「減額年金保険事業の保険会社」 これらの会社でこの【責任準備金】ができてなかったら要注意と考えておいた方が絶対にいいでしょう。

 

 

※ しかし、営業開始からまだ日が浅い保険会社は、収入に対して保険金や給付金の支払いの発生が少ないので、当然ですが数字が大きくなっているはずです。

 

収支バランスもチェック

そして、「その年度の保険料収入」と「保険金、給付金、解約金」の収支のバランスも見ておきたいものです。

 

実はこれまでの生命保険の破綻にはある一定の法則がありました。それは、生命保険の収入バランスが不均等になる傾向です。
つまり、「保険料など収入が減ったにも関わらず、保険金などの支払いが増えていった」というケースです。

 

「収入」よりも「保険金、給付金、解約金」の方の金額が高ければ、それは経営的に問題であるでしょう。その会社の経営状態が安定している会社は、いつもある一定の水準で、毎年安定した積み立てがされている会社は安定しています。

 

生命保険の入り口と出口をチェックすることで、その生命保険の契約者が逃げ出しているかどうかをぶんせきすれば、おのずと危険度が見えてくるのではないでしょうか。

 

 

保険会社選びは将来性も重視して!

若いこれからの人は保険会社と長く付き合っていくわけですから、会社が持っている資産だけでなく、将来性にも重視していくというのも大事な選択です。

 

それぞれの保険会社のHPをみたり、ビジネス誌のインタビュー記事を参考にしたり、しながら、保険会社の考えや方針で気に入った会社がでてくるでしょう。自分の考えと共通共感しているところというのも保険会社を選ぶ基準でしょう。

 

 

今、大手企業であっても、企業名が有名であっても、この先、どうなっているのかなんて誰も分からないこと。ましてや、20年、30年もの間の貴重なお金をたくさん払い続けるものなので、保険会社は特に慎重に選びたいところです。

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